【浜面SS】麦野沈利「エセ魔術師退治?」

119:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 16:25:01.31 ID:.h.KxQU0

電話の声『そ!…最近、学園都市で魔術がどうとか、妙な教えを広め回ってる「自称」魔術師がいるんだって。
で、信じられない話だけど、意外にそれを真に受けて信じちゃうアホが結構いるらしくてさー。
今じゃ、その自称魔術師をトップにちょっとした組織みたいなのかできてるんだと。
なんでも、自分たちの組織のことを「魔術師会」とかいっちゃてるらしいわよー』

麦野「組織……というより、それって単なるカルト宗教団体みたいなモンでしょう?
魔術だとか、そんなもの信じるアホがそんなにいることには驚きだけどさ。
そんなかわいそうな連中、ほっときゃいいじゃない。なーんで、その連中が今回のターゲットなわけ?」

120:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 16:26:47.27 ID:.h.KxQU0

電話の声『そりゃあさー。ただ単に魔術がどーとかいう話を信じあってる糞みたいな連中なら、全然問題ないんだけどさ……
どーも、裏では銃やらなにやら武器を買い集めて、
国家転覆ならぬ学園都市転覆をねらってる連中みたいなんだわ。こいつときたら」

麦野「ふー…ますますしょうもない連中ね……馬鹿は馬鹿らしくアホみたいな教えを信じてりゃ問題ないのに。
……で?よーするに今回の依頼は、そのエセ魔術師集団がちょっと力をつけてきて学園都市に立てつくと面倒くさいから、つぶせっていうこと?」

電話の声『やーい、そのとおり!物分かりが良くて助かるわ、こいつときたら!…ってことで、この依頼、引き受けてくれるよね!?』

麦野「嫌よ」

121:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 16:30:18.42 ID:.h.KxQU0

電話の声『こ、こいつときたらぁーーー!!!ちゃ、ちゃんと回した仕事を消化しろー!!
な、なんで断るのよ!!!』

麦野「……いや、そんなつまんない連中、相手にしたくない、っていってるのよ。
そもそも、そいつらが本当に学園都市に武力で立ち向かおうっていうのなら当然、ジャッジメントやらアンチスキルが黙ってないでしょうが。
なんでわざわざ、私たちが動かないといけないかなぁ?」

電話の声『いやーー、それがさあ…さっきは学園都市転覆をねらってる連中とか言っちゃたけど……それって確かな情報じゃないんだよねー。
……いや、下部組織が調べたデータによると、ほぼ間違いない話なんだけどさ。

……けど、アンチスキルとか表でがんばってる治安部隊って、100%クロの連中でない限り、なかなか手が出せないでしょー?』

麦野「……つまり、限りなく怪しい連中なんだけど、確実にそうといえる情報がひきだせないから、アンチスキルは取り締まりたくても、なかなか手が出せない状態にある。

…だから、私たち裏稼業の人間が、そいつらを四の五の言わずとっととつぶせってこと?」

電話の主『そーそー!そーいうこと!疑わしきは罰せよってやつよ、こいつときたら!!』

122:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 16:39:08.87 ID:.h.KxQU0

麦野「ふー、ほんとくだらないわね……ターゲットのエセ魔術師連中もそうだけど……
その程度連中を危険視する総括理事会の奴らもどーかしてるわ…
そんな奴らが学園都市転覆なんて、ほんとにそんなことできると思ってんのかしら」

電話の主『うーん、どーなんだろーねー。ま、ただ単に目障りなだけなのかもねー
上の連中は。この科学の集大成である学園都市で、つまんないオカルト話を布教する
エセ魔術師のことがさ』
麦野「なによ、それ。そんなに大人げない連中なの、上の連中は」

電話の主「さー?…けど、上の連中は連中でいろいろ事情があんのよ。
あんまり、わたしらが余計な詮索をして消されちゃったりしたら嫌だしね☆」

麦野「そう……ま、いいわ、細かいことは。それじゃあ、敵に関するデータの送信、お願いね」

電話の主「はーーい、了解しましたー!……あ、そうそう、それと、その魔術師団体の
トップの「自称」魔術師さんは、確実に「始末」しろ、ってお達しだから。
それじゃ、たのんだよー、こいつときたら☆』

……………

それからしばらくして…

暗部組織『アイテム』のアジト

麦野「っていうことで、エセ魔術師退治ね、今回の任務は」

一同「………」

123:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 16:41:07.37 ID:.h.KxQU0

絹旗「麦野……それはまた超つまんなさそうなお仕事ですね、麦野。もっとやりがいがあ
りそうな仕事はとれなかったんですか?」

フレンダ「うーん、結局さ、そんなかわいそうな電波野郎どもを相手にするなんて、
やってらんないわけよ。ね、滝壺もそー思うよね?」

滝壺「北北西から信号が来てる…」

麦野「あーもう、そんなわがままいわないの、仕事は仕事なんだから。
それに、ターゲットのエセ魔術師集団のデータ見てみたら結構な人数がいるみたいなのよ。
少しはやりがいがあるかもしれないわよ?」

絹旗「……麦野、そのエセ魔術師集団の資料、私たちはまだ超もらってないですけど」

124:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 16:42:48.92 ID:.h.KxQU0

麦野「ああ、そーだっけ?……ほら、浜面。とっとと三人に資料を携帯に送信して」

浜面「へいへい……ったく、人使いの荒い…」

フレンダ「あれ?ってか、いたんだ浜面。きもすぎて気付かなかったわ」

絹旗「影が薄いうえにキモいとは……浜面のキモさというのは超類を見ないキモさですね」

滝壺「大丈夫だよはまずら。例えキモくても、私はそんなはまずらを応援してる」

浜面「(く、く…くそ、こいつらぁ~~~~!!!!)」

127:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 17:46:50.45 ID:6KWYFMw0

絹旗「……なになに…?そのエセ魔術師をトップに100人前後の信者
がいるわけですか。確かに麦野の言うとおり、超結構な人数で構成
されてやがりますね」

フレンダ「結局さ、学園都市ってそういう馬鹿が多いわけよ。どうせ、
能力開発かなんかで挫折して、そんなオカルト方面に助けを求めちゃう
浜面みたいな馬鹿がさ」

浜面「んな…!?お、俺はそんな怪しげな宗教なんかにだまされねーよ!!」

フレンダ「どーーだかねー。どーせ、信者ってのも浜面みたいなスキルアウト
だとか、そういう無能力者が大半なんでしょ?…あいつら馬鹿だから騙されや
すそうだもんねー。浜面みたいに」

128:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 17:51:04.76 ID:6KWYFMw0

浜面「ふ、フレンダ、てめえ!!人を馬鹿にするのも
いい加減にしろよっ!」

麦野「うーんと、確かにフレンダのいうとおり、大半は
レベル0の無能力者どもからなるみたいだけど、一部は
それなりの能力者も信者にいるみたいだから、その辺は気をつけてね」

絹旗「敵に能力者がいようがいなかろうが超関係ありません麦野。
こんなつまらない仕事は超とっとと終わらせてしまいましょう。

……私は今日、これが終わったら映画を見に行きたいんです、C級映画を」
フレンダ「私もー。今日は早く帰りたいから、手短に終わらせたいんだよね、仕事」

129:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 17:57:17.16 ID:6KWYFMw0

麦野「二人の言うとおりね。私もこんな仕事、早く終わらしたいわ

…それでね、えっと、資料によると、敵のアジトは第○地区のはずれに
ある廃ビルらしいわ。で、奴らをせん滅する作戦だけど……どうしよっか…

…はい浜面君!!」

浜面「へ!?」

麦野「へ!?…じゃないのよ、浜面。これから、100人もいる組織を
壊滅しよーってんのよ?そのためになにか作戦考えないといけない
でしょう、作戦を。なにかいい案をあげなさいよ、とっとと」
浜面「え…ちょ……そんな突然言われても…!!」
フレンダ「浜面、はやく」
絹旗「そーですよ、超急いでください浜面。はやく作戦を」

131:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 18:00:53.55 ID:6KWYFMw0

浜面「……ちょ、ちょっと待てよー。え、えーーとだなあ…
あ!!そ、そうだ!!ま、まず、俺たち5人がその魔術師団体に
入信するふりをして潜入してだな……それで」

フレンダ「……普通に正面突破でいいんじゃない、麦野」

絹旗「そうですね、超とっととすませたいですし」

どんがららっしゃーーーん!!!

132:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 18:03:39.40 ID:6KWYFMw0

絹旗「……どうしたんですかバカ浜面。そんな超盛大にずっこけて」

浜面「…いや……どうしたもこうも、おかしいだろお前ら!?相手は
武装してるかもしれない100人の集団だぞ!?
そんな正面から突撃して勝てるわけ……」

麦野「よし、私もフレンダの意見に賛成。めんどくさくなくていいし、
それでいきましょう」

浜面「えええええええーーーーー!!!!!ほ、ほんと何考えてんだお前ら!?
……ちょ、た、滝壺!!こいつらちょっとおかしいぞ!?」

滝壺「…大丈夫だよはまずら。100人くらいなら大丈夫」

浜面「た、滝壺まで……お、おかしいだろお前ら!?ってか、
そんなの作戦でもなんでもねーじゃねーかっっ!!」

135:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 18:31:52.74 ID:6KWYFMw0

フレンダ「結局さ、魔術だとか信じちゃってるアホでくずな
雑魚集団相手に作戦なんか必要ないわけよ。
素直に玄関からお邪魔してぶちのめしちゃえば、なんの問題もないわけ」

絹旗「そうですよ浜面。つまんない作戦立てて、映画の上映に
超間に合わなかったら、どう責任とるつもりなんですか。
馬鹿も休み休みいってください」

浜面「んな……!そ、そこまで言わなくても…!!」

麦野「よし、これで、作戦も決まったことだし。それじゃあ、とっとと魔術師退治に出発しますか。それじゃあ、浜面。車の手配お願いね」

浜面「あ、ああ……わかったよ……け、けど…

(…ほ、ほんとに正面から行くのかよ…信じらんねー……)」

136:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 19:59:47.88 ID:uSYfBF.0

それから1時間後
学園都市 第○学区のはずれ……

浜面「……おい、着いたぞお前ら。どーやらこの廃ビルが敵のアジトみてえだな…」

麦野「はい、ごくろーさん。それじゃさっそく行くわよみんな」

浜面「お、おいおい……マジで普通に正面からいくんだな……まあ、いいけど……
ゆ、油断すんじゃねーぞお前ら…な、なんかビルの入り口にも見張り番みたい
なのが何人かいるみたいだし………!!気をつけろよ!!応援してるからな」

麦野「……いや、なにやってんのよ浜面…はやくあんたも車から降りてきなさいよ」

浜面「……へ?な、なんで…??」

麦野「なんで、って決まってるじゃない。浜面も一緒にアジトに乗り込むのよ?」

137:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 20:01:40.92 ID:uSYfBF.0

浜面「え、えええええーーーー!!!な、なんでだよ!?俺はいいよ!こ、ここで車の見
張り番してるからお前らだけで行ってこいよ!!!」

麦野「ふーーー。浜面……ヘタレだとは思っていたけど……ここまでヘタレだったとは……」

フレンダ「ほんとね。……結局さ、浜面ってキモいってだけじゃなくてヘタレなのよね。
ま、わかってたけど」

絹旗「キモいうえにヘタレなんですね浜面は。超失望しましたよ浜面」

滝壺「大丈夫だよはまずら。例えヘタレでも私はそんなはまずらを応援している……」

浜面「お、お、お前らなあ……!!」

140:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 20:04:19.91 ID:uSYfBF.0

麦野「ま、いいわ。ヘタレの浜面君はおいといて。とっとと突撃しましょう。
……ったく、ほんとにヘタレでなさけない浜」

浜面「わ、わかったよ!!!行くよ!!一緒に行くから!!
これ以上人をヘタレヘタレ言ってんじゃねーよ!!!」

…………
廃ビル前

麦野「はーいこんにちはー」ぞろぞろ……

見張り番1「な、なんだお前らは!!わ、われわれ魔術師会の人間ではないな…!!
一体なんの用………ぐはあ!!!」バギイ!!

141:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 20:06:24.50 ID:uSYfBF.0

絹旗「……ごちゃごちゃ超うるさいですね。あなたたちの敵に
超決まってるじゃないですか」

見張り番2「な……な、なにしやがるだお前ら!!一体どこの差し金
……ぐああ!!!」
ぼごお!!

フレンダ「はいはい……結局さ、アンタらが私たちが何者かなんて知る必要ないわけよ」

見張り番3「く、くそ……!!み、みんなーー来てくれ!!侵入者が…!!!
ぎゃああああああーーーーー!!!!!!!!」どごおお!!

麦野「ごちゃごちゃうるさいのよ三下が……!!!さ、皆、はいるわよ」

浜面「(ひええ……!!)」
142:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 20:12:38.85 ID:uSYfBF.0

廃ビル内部
麦野「だれもいないわね…」

絹旗「そうですね……私はてっきり中に入った瞬間、
C級映画に出てくるような黒い布かぶった魔術師が
怪しげな呪文を唱えているのを超期待してたんですが…」

浜面「……おまえ、そんなもん期待してたのかよっ!!
……って、あ!!なんか奥から人が出てくるぞ……!!!」

ぞろぞろぞろ……

信者達「…………」
浜面「(ひえええ……!!な、なんかあやしげな連中がいっぱい出てきやがったぞ
オイ……!!あれが、ここの宗教団体の信者か……!!)

144:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 20:16:28.62 ID:uSYfBF.0

信者A「何の用だ、貴様らは…?どうやら、我らが『教祖様』の教えを
請いにきた用ではないみたいが…」

麦野「その『教祖様』ってのは、あんたらが崇めてるエセ魔術師でいいのよね?
……私たち、その『教祖様』を「始末」しにきたんだけど…
…どこにいるか教えてもらえないかしら?」

信者B「はん!我らが『教祖様』を始末するだと?馬鹿も休み休みいうんだな!!
『教祖様』は、絶大な魔力を持つ魔術師……!!お前らごときがかなう相手じゃなわ!!」

信者C「ああ……『教祖様』の魔力は絶大……!!!いずれ学園都市も
教祖様の魔術によって、ひれふすことになるだろう!!それほどのお方なのだ!!」

フレンダ「あちゃー……こいつら完全に頭わいちゃってるよ……かわいそーな奴ら」

絹旗「ええ……それに、その口ぶりからすると、どうやら学園都市にたてつこうと
している、っていう情報も超間違いないみたいですね」

146:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 20:22:08.30 ID:uSYfBF.0

麦野「はあ……。なんか馬鹿らしくなってきたわね」
絹旗「って、あれ麦野?どこいくんですか?」
麦野「教祖を探しに行くのよ」
麦野「……どーせその教祖様ってのは、ビルの最上階かなんかで瞑想中
とかそんなとこでしょ?

……と、いうわけで、私はそこの階段から最上階にあがって、
さっさと教祖様を始末してくるから、あんたたちはそこにいる信者共をお願い」

信者E「はん!!馬鹿が!我らがその階段を上がらせると……へぶう!!!!」バギイ!!

絹旗「……わかりました麦野。それじゃ、とっととそのふざけたエセ魔術師野郎を
ぶっ殺してきてください」

フレンダ「私たちはこのかわいそうな連中をプチプチつぶしてから追いつくから」

麦野「ええ。おねがいね」カツカツ…

(ゆっくり非常階段をのぼっていく麦野)

147:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 20:28:47.18 ID:uSYfBF.0

信者A「く、くそうこいつらあ!!皆、やっちまえ!!!」カチイ!!
(信者が一斉に銃をとりだす)
浜面「く、くそ!!こいつら全員、拳銃を携帯してやがるのか!!!やばいな…
…こっちは4人なのに対し、あっちは今ここにいるだけでも30人以上……!!
それに奥の通路からどんどん増援が来てるぞ!!

…おい、どーすんだよ!?絹旗!!」

絹旗「ごちゃごちゃ言わないで浜面はとっとと超下がっていてください。
そんなとこいると、超あぶないですよ?」

浜面「んな!!な、なにいってんだよお前!!さっきは、一緒にアジトに着いてこい
っていったくせに!!

お、俺だって戦うぞ!!俺だってこう見えても、かつてはスキルアウトを
束ねたリーダーだったんだぞ……!!」

148:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 20:31:18.02 ID:uSYfBF.0

フレンダ「いやあ、結局さー。着いてきたら着いてきたらで、邪魔なんだよね浜面って。
だから、死にたくなきゃ私たちの後ろに下がってたほうがいいよ?」

浜面「じゃ……邪魔!?俺、邪魔なの!?せ、せっかく勇気を
ふりしぼってついてきたのに!?」

絹旗「ああ、それと滝壺さんも超下がってていいですよ?
滝壺さんの出番はまだないみたいですし」

滝壺「わかった……行こうはまずら」

浜面「け、けど滝壺……あいつら2人だけで大丈夫なのか??
……そ、それにたった一人で階段をあがっていった麦野も
追わなくていいのか……!?」

滝壺「……大丈夫だよはまずら。三人はこれくらいじゃ絶対に死なないから」

…………

150:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 21:27:46.45 ID:co1z3WQ0

そのころ…
ビルの最上階

教祖「侵入者だと……?」

信者「ええ……何者かはわかりませんが……どうやら我らが野望、学園都市転覆を
かぎつけてやってきた連中のようです…
現在、この最上階に向かってきているのが1名、一階で交戦中のが4名いる模様…
…教祖様、いかがいたしましょう?」

教祖「ふん!たった5人で攻撃をしかけてくるとは…!!ちょこざいな連中じゃわい!!
よし!!各階のすべての者に伝えよ!!我が魔術師会にたてつく馬鹿な侵入者どもを跡形もなく消し去ってしまえ、とな!!」
信者「はっ!!」
…………

151:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 21:31:43.25 ID:co1z3WQ0

再びビル一階…

信者G「……がはあ……きょ、教祖様……!!お逃げくださ…ぐあああ!!!」どさっ
絹旗「まったく、超口ほどにもない連中ですね……準備運動にもならないとは」
フレンダ「仕方ないよ。結局さ、銃なんて携帯してても、まともに使い方も知らない
素人連中なんだからさ。全然怖くないんだよね、そんな連中に銃なんか向けられても」
浜面「す、すげえこいつら……。あれだけいた信者達をあっという間に…!」
信者H「はあはあ……な、なんなんだ……なんなんだよこいつらは……!!」
絹旗「……とりあえず、ここいる信者はこいつで最後ですか」

フレンダ「そーみたいだね。そんじゃ、とっととコイツもぶっつぶして
麦野に追いつかないとね」

信者H「ひ、ひいい……!!ま、まってくれ!!お、俺は知り合いに
誘われて入信しただけなんだ……!!だ、だから見逃し……ぐあああああ!!!」

ごおおおお!!!!

(突然、信者Hの全身が炎につつまれる)

絹旗・フレンダ「!?」

153:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 21:35:51.52 ID:co1z3WQ0

?「まったく……敵に命乞いをするなんて……魔術師会の風上にも置けない奴ですね」
浜面「な、なんだあいつは…??また、変なやつが奥からやってきたぞ…?」
絹旗「……なんですかあなたは?」
ルピカンテ「ふふふ……私はこの魔術師会の長、教祖様に従える『魔術四天王』
の一人、炎のルピカンテ……!!
我が魔術の炎で、お前たちも今の男のように、地獄の火炎につつんでくれるわ!!」

154:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 21:38:22.69 ID:co1z3WQ0

フレンダ「うわっ…!な、なにが炎のルピカンテよ…!?言ってて恥ずかしくないの!??
うすうす感づいてたけど、結局さ、こいつら、全員中二病まるだしなわけよ」

絹旗「ええ……それに、魔術の炎ってのも超馬鹿馬鹿しい話ですね。さっきの炎は、
明らかにただの能力による炎。さしずめ、レベル3のパイロキネシストってところですか?」
ルピカンテ「ふん、せいぜい今のうちにほえているんだな侵入者共……!!
どーせこれからお前たちは、何もしゃべることもできない消し炭となって
死ぬんだからな!!」
絹旗「はあ……」

絹旗「……せっかくそこそこの発火能力を身につけているのにもかかわらず、
こんなあやしげな宗教にはまって、あげく自分の能力を魔術だのなんだのと……
超見下げ果てた能力者ですね。

ま、いいでしょう、同じ能力者として、私があなたに引導をわたしてやりましょう」

157:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 21:43:23.22 ID:co1z3WQ0

……………

そのころ麦野は…

ビルの4階

信者「ひ、ひいいい!!や、やめて許してく……ぎゃああああああーーーーー!!!!!!!!!!!」ドゴオオオン!!!!!

麦野「ふう……4階はこいつで最後かしら。はあ……
信者達の大半は、一階の絹旗達の方へ行ってると思ってたから、
上の階にはほとんど敵は残っていないと踏んでたけど……案外、いやがるのね…

……全く、めんどくさい…!!」

バリバリバリバリィィ!!!!
麦野「!!なに!?電撃だと……!?」

?「やってくれたな侵入者よ……わが教団の信者をここまで
いたぶってくれるとは…

そのお礼はたっぷりしなくてはならないな……!!」

158:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 21:46:12.19 ID:co1z3WQ0

麦野「(こいつ……エレクトロマスターか…)
…で?誰なのよアンタは?ま、当然ここの信者なんだろーけど」
カミナリョーネ「くくく……我は魔術師会四天王の一人……!!

雷のカミナリョーネ様だ!!侵入者よ……!!!たった一人で教祖様に勝負を
挑もうという心意気は見事……!!

だが、ここまでだな!!!わが魔術の雷でほうむってくれるわ!!!」

麦野「はーー…なにが、カミナリョーネ、よ……いい年して恥ずかしい……
まあ、いいわ。どうもアンタはここの信者の中でも上の位の人間みたいだし…

…アンタにはここの教祖様についての情報を洗いざらい吐いてもらうとしましょうかね」

159:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 21:51:27.75 ID:co1z3WQ0

再び一階

ルピカンテ「はあ…はあ……」

絹旗「……どーしたんですか、さっきまでの威勢は。
これくらいで、超へたってたら、炎のルピなんちゃらの名が泣きますよ?」

ルピカンテ「こ、この野郎!!馬鹿にしやがって!!くらえ、ファイアーボール!!!」

(火の玉が絹旗に襲いかかる)

ゴオオオオオオオ!!!!ドゴーーン!!

ルピカンテ「はあ…はあ……やったか…!?」
絹旗「……だから、まだ分かんないんですか、そんな攻撃無駄だって。
超ものわかりが悪い人ですね……!!」
ルピカンテ「そ、そんな馬鹿な……!!わ、わたしの……わたしの
魔術が通用しないなんて……!!」
絹旗「まあ、威力としては60点……ぎりぎり及第点っていったところですか。
けど、その程度の攻撃、私の『窒素装甲』には超通用しませんので」

160:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 21:54:22.36 ID:co1z3WQ0

ルピカンテ「く、くそお!!」ダッ!!!
フレンダ「あ!?アイツ、奥の通路に逃げるよ絹旗!!」
ルピカンテ「わ、わはははははーーーー!!わ、わたしを倒したくば、
この奥の通路まで追ってくることだな侵入者!!!
ま、まあお前たちにその勇気があればの話だがなあ!わはははははは!!!」

(奥の通路へと消えるルピカンテ)
浜面「……なんてあからさまな挑発……どうすんだ絹旗?…
…もうほっといてもいいんじゃないか?」
フレンダ「いや、追おうよ絹旗!!結局さ、あそこまで挑発してた
人間を無視するなんて、かわいそすぎてやってらんないわけよ」
絹旗「そうですね、あの糞野郎に引導も渡したいですね。

…それじゃ、超お待たせしました滝壺さん……出番ですよ」

滝壺「……うん、待ちくたびれた」

162:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 21:57:14.49 ID:co1z3WQ0

一階の奥の通路

タッタッタッタッ……

ルピカンテ「はあ、はあ……!な、なんなんだあの連中は……!!
……くく…だ、だが、この通路まで私を追ってきた時が、
お前らの最後だ侵入者!!」

ルピカンテ「ふふふ……この通路はなあ……まるで迷路のように、
複雑に入り組んだ道になっているんだ……!!
お前たちに私がどこにいるかわかるまい……!!」

ルピカンテ「だが、信者の中でも唯一、この私は
この通路の道をすべて把握しているんだ!!…

…くくく……さあ、早く私を追ってこい侵入者!!!
お前たちが道に迷っている隙に奇襲をしかけて血祭りに……

……ぐはあ!!!!」ドガア!!

フレンダ「はん!……結局さ、雑魚は何してもしくじるわけよ」ぞろぞろ……

163:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 21:58:15.00 ID:co1z3WQ0

絹旗「どーやら、こんなのが本当に奥の手だったみたいですね。超失望しましたよ」
ルピカンテ「な……お前ら…!!どうして俺のいる場所が……!!!」
絹旗「超まるわかりでしたよ。……残念でしたね」
滝壺「…………」

164:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 22:05:24.40 ID:co1z3WQ0

ルピカンテ「そ、その女まさか、透視能力か読心能力を……!!
く、くそお!!ちっくしょーーーー!!!」
フレンダ「ほんと、ご愁傷様よね。結局さ、身の程を知れっていうことよ。
たかだかレベル3程度の能力者が学園都市に立てつこうだなんて…
…浜面並みに愚かよね…!!」
浜面「んな!!な、なんでお前はいちいち俺を引き合いに出すんだよフレンダ!!」
ルピカンテ「な……!!き、貴様にはいわれたくないぞ金髪の女!!
お前は、さっきの戦いぶりから見て、ただの無能力者だろうが!!

俺はこれでも、レベル3のパイロキネシスト!!
てめえのような無能力者の欠陥品に、馬鹿にされる覚えは……!!!」

165:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 22:07:36.39 ID:co1z3WQ0

フレンダ「へえ……さっきまでは魔術だのなんだのいってたくせに…
…追いつめられると、ついつい本音がでちゃうんだね…

…たかだかレベル3なんて、なんの自慢にもならないとおもうけど、
それでもレベル0よりは自分の方が上……とか思っちゃうわけだ……けどさ」

ガチャン!!
ルピカンテ「ひいいい……な、な………!!……お、お前、それはいくらなんでも……」
フレンダ「能力者だろうがなんだろうが、結局さ……!このロケットランチャーをくらっちゃえばさ……人類皆平等でさ……死んじゃうわけよ、跡形もなくなくなってさぁ!!!」
ルピカンテ「わ、わかった!!わ、私が悪かったから……!!だ、だからやめ……!!!」
ドゴオオオオオオオン!!!!!!
ルピカンテ「うぎゃあああああーーーーー!!!!!!」

166:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 22:12:39.13 ID:co1z3WQ0

浜面「……ごほっ!ごほっ!……な、なに考えてるんだフレンダ!!
こんな狭い通路でそんなもんぶっぱなすなんて!!」
絹旗「……確かに、馬鹿浜面の言うとおり、超やりすぎですフレンダ。
このボロビルが崩れたらどーするつもりだったんですか?

……それに、あの男には私が引導をわたすつもりだったのに」
フレンダ「えへへへ……ま、まあいいじゃない?一件落着ってやつよ!」
絹旗「ま、いいです……それより早く麦野を追いましょうか…
……滝壺さん、麦野が今どの辺にいるか、超分かりますか?」
滝壺「麦野はいま……4階にいるみたい」
絹旗「よし……それじゃあ超いそぎましょうか。
おそらく、信者の大半は、この一階でやっつけたと思いますし…

…すぐに追いつけると思いますよ」

168:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 22:15:30.30 ID:co1z3WQ0

四階

カミナリョーネ「ひ、ひいい……腕が……!!!お、俺の腕がああ……!!!」
麦野「あらあら……痛かったかにゃーん?ごめんねぇ、
手加減したつもりなんだけど」
カミナリョーネ「た、頼む……い、命……命だけは……!!」
麦野「助かりたかったら、私の質問に答えなさい…
…そうねえ……まずアンタ、名前は?」
カミナリョーネ「さ、最初に言ったはずだ…
…俺は四天王の一人…カミナリョー……へぶうう!!!!」ドガア!!

169:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 22:20:04.08 ID:co1z3WQ0

麦野「なーにが、カミナリョーネだよ、ふっざけてんじゃねーーぞぉ糞ガキがああ!!!
今後に及んでなめた口聞いてんじゃねーーぞぉぉぉ!!!!!」ドガドガドガ!!!
カミナリョーネ「ちょ……や……やめ……!!!さ、斎藤です!!!
本名は……!!さ、斎藤ですう……!!!」
麦野「……そ、斎藤君っていうのね、わかったわ。……
それで、斎藤君。あなたたちのボスの教祖様って、
いまどこにいるのか分かるかしら?」
カミナリョーネ「きょ、教祖様はおそらく最上階……5階の瞑想室にいるはずだ…」
麦野「そ、やっぱり最上階にいるのね」

171:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 22:23:45.84 ID:co1z3WQ0

カミナリョーネ「ふふふ……だ、だがなあ、最上階には教祖様の他に、他の四天王、風の魔術師パリパルシアと水の魔術師ミズナッツオが……!!!ゴバア!!!」バギイ!!!
麦野「…他に、誰と誰がいるって?」
カミナリョーネ「教祖様の他に、同じレベル3の能力者、東山君と猿渡君がいます!!!」
麦野「そう、それだけわかればもう十分。……この上の階にエセ魔術師さんがいるのね」
カミナリョーネ「ふ……ふふふ…」
麦野「あん?なに笑っているのよ?」

172:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 22:29:51.22 ID:co1z3WQ0

カミナリョーネ「いや……お前が大きな勘違いをしていると思ってな。
…た、確かに、俺達四天王は、魔術師とは名ばかりの、単なる学園都市の
能力者すぎない…

…そう、お前の言うところのエセ魔術師だ、それは認めよう」

カミナリョーネ「……だが、教祖様は違う…!!我らが教祖様はな、ほんものの
魔術師なんだよ!!!

俺たちはな、あの方の学園都市の能力とは違う…
…そう、本物の魔術を目の当たりにしたんだ!!
いずれ、あの方の魔力の前に、学園都市すらひれふすことになるだろう……!!」
カミナリョーネ「そ、そうなりゃお前たちはもう終わりだ……!!ひゃはははは!!!」
麦野「………」

173:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 22:31:19.45 ID:co1z3WQ0

麦野「…………ふー……いいたいことはそれで終わりかしら斎藤君?
終わりなら、とっとと殺すけど、いいかな?」
カミナリョーネ「……え?っちょ……!!し、質問に答えたら、助けてやるって、
さっき……!!」
麦野「冥土の土産におしえてあげるわ斎藤君。悪役のそういうセリフって、
ほぼ99%、嘘なのよねー」
カミナリョーネ「ひ、そ、そんなやめ……!!
うぎゃああああーーーーーー!!!!!!」

チュドーーーン!!!!

麦野「……さーてと、それじゃ、とっとと仕事の締めにはいりますか」

175:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 22:36:14.95 ID:co1z3WQ0

最上階……

教祖「どうだ……下の階の様子は?侵入者共は始末したのか?」
パルパルシア「……まだ、下の階の者どもから、そのような
連絡は来ておりませんが……ご安心ください。あれだけの数の
信者を相手に生きていられるわけがありません」

ミズナッツオ「それに、侵入者の始末には、カミナリョーネとルピカンテも
向かわせておりますから、おそらく時間の問題かと……」
教祖「そうか……ふふ……どこの何者かは知らぬが、この魔術師会
にたった5人で攻めてこようとは……全く、おろかなやつら…」

バギイ!!(ドアを蹴破る音)
麦野「ふー……邪魔するわよ」
教祖「……な!!!なんだお前は!!!」

176:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 22:37:40.14 ID:co1z3WQ0

麦野「えーーと、教祖様っていうのは………ああ、もしかして
そこの糞じじいのことかしらね」
ミズナッツオ「な!!き、貴様、侵入者の一人か!!!
……教祖様のところまでたどりつくとは……!!」
パルパルシア「カミナリョーネとルピカンテは……!!や、やられたというのか!!!
…く、くそ!!…だ、だが、まだ、四天王の我々二人がいることを忘れるなよ侵入者!!」
ミズナッツオ・パルパルシア「どりゃああああーーーー!!!!!!!!」
麦野「うるさいわねえ……」ピーッ!!
ミズナッツオ・パルパルシア「うぎゃああああああーーーーーー!!!!!!!!!!」
どさぁ!!
教祖「な……な……!!」

177:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 22:39:40.38 ID:co1z3WQ0

麦野「さってっと。東山君と猿渡君もさっくり始末したことだし…
…いよいよ次はアンタの番かしらね、エセ魔術師さん?」
教祖「……ふ……ふふ…エセ魔術師……か」
麦野「あら、どーしたの教祖様?もしかして、恐怖で、気がふれちゃったのかしら?」
教祖「ふふ……いや、ワシは正常じゃよ、侵入者…しかし、よくやってくれたもんじゃよ……まさかここまで、我が魔術師会が壊滅状態においこまれるとは…

じゃが、どこの差し金かは知らぬが、ワシが何者かは知らされておらぬかったようじゃな……」
ゴゴゴゴゴゴ………!!!!

180:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 23:26:51.04 ID:co1z3WQ0

麦野「はあ?知ってるわよ、魔術がどーとかホラふいて、
人を騙すエセ魔術師さんでしょ?」

教祖「ふふ……侵入者よ……貴様は、前提を大きく間違っているようじゃな……
…この科学に満ち溢れたいまいましい世界に住む貴様には分からぬかもしれないがな……

魔術はな……実在するんじゃよ…」

麦野「はあ……今後におよんで、私にまで教えを説こうっての?
…まったく、そのへんはいい根性してるわね、ほんと」
教祖「……ワシが何者か教えてやろう…
…わしはな、かつて、ローマ正教に所属していた魔術師の一人!!
その名もコルペーザ様だああ!!!

……さあ、侵入者よ!!ワシの絶大な魔術の前にひれふすが……ぶはあ!!!」バギイ!!
麦野「おいおい、なーに、さっきから電波振りまいてんだよおっさんよお、ああん!?……あんたこそ、私が何者かぜんっぜん分かってないみたいだから教えてあげる…
…この学園都市第4位、麦野沈利のことをさ…

…これから、たっぷりとねぇ」

教祖「ひ、ひいいいいーーーー!!!」

181:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 23:28:12.56 ID:co1z3WQ0

そのころ……
廃ビル4階

絹旗「上の階にも、多少は信者がいると思っていましたが……どーやら全部、
麦野が超始末しちゃたみたいですね」
フレンダ「よし、それじゃあさ、さっさと麦野に追いついちゃお!…
…滝壺、麦野は今どこにいる?」
滝壺「このすぐ上の階にいるみたい」
浜面「よし、それじゃあ、さっさと上の階行こうぜ!!もしかしたら、
援護を必要としてるかもしれねえしな」

182:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 23:33:04.19 ID:co1z3WQ0

廃ビル5階

フレンダ「むーぎの!!皆で手伝いにきたよーー!!って、あれ、麦野??」

ドガドガドガドガ……!!!!

麦野「オラオラオラーーー!!!さっさと出せよコラぁぁぁ!!!
その自慢の魔術とやらをよおおおおーー!!!!!」

ドガドガドガドガァァァーー!

教祖「ちょ……や、やめ……!!け、蹴るのやめ………わ、ワシの魔術は……ゲフッ!!
ま、魔方陣とか書いたりしないと…ぐはあ!!……発動しなくて………!!!!」
麦野「ぎゃははははははーーーー!!!!なんだよ、そりゃ!!!
だから、ちょっと、準備の時間をくださいってかあ!!??
……なめてんじゃねーぞ、エセ魔術師がよおおおーーーーー!!!!!!!」

ドガドガドガドガァァァーー!
教祖「ちょ……や…やめ……ぐああああああああ!!!!」
麦野「ぎゃはははははははーーー!!!反吐ブチマケロ反吐をよおおおーーーー!!!
あははははははははははーーーーー!!!!!!」ドガドガドガドガ……!!!!
一同「」

183:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 23:41:19.46 ID:co1z3WQ0

浜面「む……むごい……」
絹旗「あちゃー、麦野。超完全にトランスしちゃってますね」
フレンダ「あーなっちゃうと、麦野ってなかなか元に戻んないからねー。
教祖様、お気の毒様だね」
…………

…………

186:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 23:45:39.42 ID:co1z3WQ0

数分後

麦野「……まったく、つまんない仕事だったわ」
フレンダ「おつかれー麦野。でも、教祖様かわいそーー。麦野があんなに蹴るから、
顔が3倍くらいに膨れ上がってるよ」
絹旗「顔も元々、どんなツラしてたのか、超検討がつかなくなってますね」
麦野「ふーー。まあ、ゲームセンターのパンチングマシーンじゃないけどさ。
ちょっとはストレス解消になったわ。よし、それじゃあ、皆、行きましょ」
教祖「……ま……魔術は……じ、実在する………」
浜面「…!!お、おい…こいつまだ、息があるぞ!!」

187:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 23:47:47.99 ID:co1z3WQ0

麦野「あら教祖様、まだ生きてたんだ。なかなかしぶといじゃない、
見直したわ。それにしても、これだけしばいても、
まだ、そんな電波を吐ける余裕があるなんて、ほんと感心するわ」

教祖「く、くふふふふ………た…確かに私は……魔術師の中でも下っ端中に下っ端……
いい年して実力もなく……か、かつて所属していたローマ正教からも見捨てられた……
はぐれものの魔術師にすぎない……」

教祖「こ……この学園都市で……この都市の上層部をおびやかすことができるような…
…巨大な組織を築くことができれば……その功績から再び…
…ローマ正教に戻ることができると考えていたが…

…それも儚い夢に終わったようだな」
浜面「……な、なに……言ってんだこいつ…さっきから」
絹旗「どうやら、魔術師のふりをしていたわけじゃあなくて…
…自分のことを本物の魔術師と思い込んでいた、超真性の
電波野郎だったみたいですね」
麦野「………」

188:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 23:50:43.07 ID:co1z3WQ0

教祖「……わ、ワシの計画は失敗に終わった…
…だが!!近い将来……必ず!!が、学園都市は……魔術の前にひれふすことにる……!!

ろ、ローマ正教から…!!わ、わしなどどは、く、比べ物にならないような魔術師が…
…学園都市を攻め込んでくることになれば……!!お前たちなど…
…相手にもならないじゃろうな……ふ、ふははは……残念だったな……ふ、ふふふ」
フレンダ「あちゃー。こりゃ、完全にイっちゃってるわ。ねえ……麦……って、ひい!!」
ビキッ…ビキッ…

麦野「あらあら……まさか、今後に及んで、まだそんな減らず口をたたくことができるなんて……ほんと、感心するわ…

…あのまま素直に死んだふりしていれば、命は助かったかもしれないのに…
……けど、残念。これであんたはもう……

ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」

189:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 23:53:03.98 ID:co1z3WQ0

絹旗「……みんな、もう超急いでここから離れましょう、ほら、早く」
フレンダ「う、うん。そーだね、もう、車に戻ってようよ。
……ここにいて、飛び散ったのが服に付いちゃったりしたら嫌だしね」

浜面「え……!!と、飛び散るって……?い、一体なにが…
…な、なんの話をしてるんだよ??」
滝壺「それはあんまり聞かないほうがいいかも、はまづら」
絹旗「ほら浜面。ぼさっとしてないで早く!」
…………

190:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 23:56:03.07 ID:co1z3WQ0

麦野「…ああ…そうだわ……偉大なる魔術師様に敬意を表して、
私もアンタに魔術をみせてやるわ…」
教祖「…ひ、ひいいいい!!!き、貴様な、なにを……!!」
麦野「……私の魔術はいたってシンプル……上半身と下半身を
真っ二つにしちゃう魔術よ……ほら、よくマジックショー
とかでもあるじゃない…

…けど、マジックショーのやつは、所詮マジックだから……
本当に真っ二つになってるわけじゃないじゃない……?

…私の魔術はそういう心配ないから……実際に2つにわかれちゃうの…
…当然、元にはもどらない……」
教祖「ひいいいいいいーーーー!!!ちょ……や、やめ……
わ、私が悪かった……だ、だから……た、たすけてーーー!!!!」

192:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/09(日) 23:59:05.05 ID:co1z3WQ0

麦野「ぎゃはははははははーーーー!!!!!!おせーーーーーーよ!!!
命ごいすんのがよおおおおおおーーーーー!!!!!

けど、わるいけどよぉぉ!!!!てめーーーは!!!
はじめっから殺すつもりだったんだよおおおおーーーー!!!!!!
残念だったなあははhっははははははははははははあはっははははああh―――=!!!!!」
ぶちぶちぶちぶちぶちいぃぃぃぃぃぃーーーー!!!!!!!!
教祖「うっぎゃああああああああああああああああ
ああああああああああーーーーー!!!」
…………

197:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/10(月) 00:09:22.95 ID:LOxeqnk0

帰りの道中、車内にて
フレンダ「…そーいえばさ、浜面って今日、何か役にたったっけ?」
絹旗「あれ、そういえば、浜面って今日、なにしてました?
仕事中、私の視界に超入ってきませんでしたが」

浜面「な、なんだよお前ら突然!!ちゃんと役にたっただろ!?
車を運転したりとか!!ってゆーか、今もこーやって、お前らを
アジトに送り届けよーと、頑張ってんじゃねーかよ!!」
フレンダ「いやいや、敵のアジトでの話をしてるんだよ浜面。
浜面って今日、ずっと私たちの後ろに隠れてただけだったよねー
ほんと、ヘタレすぎるんだよ浜面」

198:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/10(月) 00:13:43.95 ID:LOxeqnk0

浜面「な…!!あ、あれはお前らが邪魔だから下がれっていうから、
下がったんじゃねーか!!お、俺はちゃんと戦う意思はあったの!!
ヘタレとか言ってんじゃねーよ!!」
絹旗「いやいや……下がれと言われつつも、「いや、俺も一緒に戦うぜ!!」っとかいう、
熱血漢超ばりばりの浜面を期待していたのに…

…素直に私たちに守られる役に徹するとは…
…所詮は超ヘタレ野郎ですね浜面。ヘタレヘタレヘタレヘタレヘタ」
浜面「連呼するなあああああああーーーー!!!あ、あのなあお前ら!!
俺だってやる時はやる奴なの!!い、いざという時には!!
どんな危険な奴だって、立ち向かう勇気くらいは…」
麦野「どーでもいいけど、ちゃんと前見て運転してよね、ヘタレ浜面」
浜面「んな……!!む、麦野まで……!!」
絹旗「っていうか超急いでくださいヘタレ浜面。映画に間に合いませんから」
フレンダ「わたしもー。今日は早く帰りたいんだから急いでー
ヘタレ浜面……いや、キモヘタレ浜面」
麦野「運転くらいしっかりやりなさいよキモヘタレ浜面」
滝壺「…大丈夫だよはまづら。例えキモくてヘタレでもはまずらをおうえんし」
浜面「だからぁぁ!!!ヘタレだのキモいだの、いい加減にしろって、
いってんだろうがよおおおーーーーーーー
てめえらはああああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー!!!!!」

とあるアイテムの日常
おしまい

転載元
美琴「私のことビリビリいってりゃいいのよ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1272986043/

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